- 詳細
-
参照数: 212
始業式の日の放課後、体育委員会が地域の老人施設「ひまわり園」に入所されている方とオンラインで交流会を開催しました。
佐伯中学校では、新型コロナの流行前には保健委員会や体育委員会がひまわり園を訪問して、ハンドマッサージやダンスの発表を行っていました。また、体育会の日には施設利用の皆さんが見に来てくださり、心が通う交流を続けていました。コロナ禍においては、体育委員会では毎年生徒のメッセージが入ったクリスマスカード届けて交流を絶やさないようにしてきましたが、今年は生徒の中から「オンラインで交流会ができないか」という提案があり、冬休み前から準備を進めてきました。
画面越しに出会った、生徒とひまわり園の皆さん。初めての出会いにお互い緊張した様子でしたが、生徒が一人ずつ「お正月の思い出は、みんなで食べたすき焼きがおいしかったことです。」「お笑い番組を親戚で見ました。」と、エピソード付きで自己紹介をすると、ひまわり園の皆さんには笑顔が見られました。交流会では、まず体育会と文化祭の紹介をしました。次に、冬を元気に過ごすための生活や食事などを紹介すると、頷きながら一生懸命聞いてくださいました。また、体操のコーナーでは、生徒のかけ声に合わせてみんなで一緒に体を動かしました。最後に、ひまわり園の方から「中学生の皆さんと交流できて楽しかったです。」「教えてもらった体操を思い出しながら続けようと思います。」「食事のことが勉強になりました。また交流会をしましょう。」と温かいお言葉をたくさんいただきました。
初めてのオンライン交流会は、ひまわり園の皆さんにとても喜んでいただくことができました。また、生徒にとっては「次回に向けて、ひまわり園では耳が聞こえづらい方もいるので大きくハキハキと喋りたい。」「今回は、完璧かと聞かれたら完璧と答えられるくらいのレベルではなかったから、次回はもっと詰め込んでより完璧に近い状態にしたい。」「初めての交流で大変だったけど、ご年配の方々と楽しく関わるという貴重な体験ができいい経験になった。次回はもう少しジェスチャーを入れて、プロジェクターで大きく見せたい。」と、相手の立場で物事を考えることや、より伝わるコミュニケーションの方法を学ぶ機会になったようです。
ひまわり園の皆さん、ご協力ありがとうございました。