9月27日(木)、生徒会選挙が行われ各候補者が公約・決意を表明しました。10月11日には、専門委員長選挙と1年生庶務の決選投票が行われ、後期生徒会の新体制がスタートします。

 

「 秋に思う ~いいことが起こる人の特徴~ 」

 この数日はずいぶん涼しくなりました。猛暑・酷暑と呼ばれた夏はたった1か月前のこと。畑のあぜ道に咲く彼岸花も盛りを過ぎ・・・あっという間に秋も深まり,1か月先には,北の各地からは雪の便りも聞こえるかもしれません。『四季』の移り変わりは早いものです。先月の24日(月)は中秋の名月でした。「中秋の名月」とは,十五夜とも言われ,月見をするには最も良い日と言われています。月見の風習は古く,9世紀頃に中国から伝来し,月を見て詩歌を詠んだり,祈りを捧げたり,月を愛でる風習が続いています。そして,日本には『四季』を味わう素晴らしい文化や伝統があり,その一つ一つがとても趣に富んでいます。特に秋は「スポーツ」「芸術」「勉強」「読書」「食欲」「収穫」など語尾に『の秋』のつく言葉がたくさんあるように,何事をするにも一年の内で最高の季節だと考えられています。何をやるにも過ごしやすく,勉強に運動に最適の季節です。特に,3年生は進路選択の佳境の季節で,実力を大きく伸ばす時です。1・2年生にとっては心を大きく成長させる時です。ぜひこの時を大切にしてほしいと願っています。

 さて,中学校では6日(土)に行われる文化祭に向けて,練習の終盤戦,学級の仲間が一丸になって,最高の舞台を創り上げるため,頑張っています。どの生徒の表情も充実感に満ちあふれており,当日のパフォーマンスが楽しみです。学年それぞれの思いのこもった文化祭にぜひご来場いただき,お子様の成長を感じてください。よろしくお願いします。当日は,弁論大会・全校合唱・吹奏楽同好会演奏も組み込まれています。地域とつながる活動を続ける生徒の思いが届き,会場が一杯になることを祈っています。ご近所の方にお声かけいただければ幸いです。

 生徒のみなさんへ。

学級や学年を越えた仲間のために取り組み,自分にとって充実した文化祭にするために,いいことが起こる3つの特徴を,早稲田大学名誉教授の加藤諦三先生のエッセイ(重要箇所のみ抜粋)から紹介します。

☆  いいことが起こる人は,『自分から動く人』である。しかし,いつもいいことが

起こる人はいない。いいことが起こるように,いいこと悪いことを含めて,起き

たことを自分の行動でいいことにつなげている。物事から逃げず対応することが

大切である。(中略)うまく対処できるときもあれば,うまく対処できないとき

もある。しかし,対処することによって自信が芽生える。つまり,【自ら動けば

自信がつく】のである。また,起きたことを,相手や周りのせい(責任転嫁)に

しないことも,いいことが起こる人の特徴です。 ☆

 文化祭に向けて,学級の中での自分の立ち位置を再確認してほしいと思います。自分ができることは何かを考えて行動すれば,相手から思いやりを得ることができる。それが周りに伝わり,いいことが波及する。文化祭で,いいことが一杯起き,満足感に満ちあふれることを期待しています。  

「毎日が楽しくなる習慣~心のコントロール~」

 長い夏休みが終わり,いよいよ2学期がスタートします。全校生徒が大きな事故なく2学期を迎えることができたのは,保護者の皆様のご理解とご協力があったからと感謝しております。ありがとうございました。今学期もたくさんの行事があります。1人1人の自己肯定感が高まった生徒たち,さらなる成長を見せてくれるものと期待しています。2学期も一人一人が輝くように,お力添えのほどよろしくお願いします。

 さて,生徒のみなさん,2学期に行われる行事において,学級や学年を越えた仲間のために取り組み,自分にとって充実した学期にしてほしいと思います。そのための心構えを,明治大学文学部教授の齋藤孝先生のエッセイ(重要箇所のみ抜粋)から紹介します。

 現代は「不機嫌の種」が多い時代です。SNSは,たくさんの人とコミュニケーションをとれるすばらしいアイテムですが,誰かの「不機嫌」な言動が目につきやすくなったことも事実です。周りに不機嫌な人がいると,影響されて自分の気持ちも落ち込んでしまいます。それは同時に,自分が不機嫌なとき,知らず知らずのうちに,周りの人を圧迫しているかもしれない,ということです。誰もが心地よく社会で生活するために,まずは自分が上機嫌でいること,そのために,自分の機嫌を自分でとることが,これからは重要になってくると思います。

①上機嫌モードで人に接する

 機嫌よく過ごすには,人と会話をすることが大事なことです。誰とも話さないと寂しさが募って,気持ちがふさいでしまい,不機嫌になってしまいます。相手と話をすると聞くと,難しく考えてしまうかもしれませんが,あいさつにちょっとした話題を加えればよいのです。相手が好きなものや興味がありそうな話題などです。また,ポジティブに相手をほめてみるのもよいかもしれません。

②気持ちの収支決算をしてみよう

 毎日を楽しく充実して過ごすには,不機嫌の種が大きくならないうちに,ストレスを小刻みに吐きだしていくことが重要です。家に帰ったあとに,嫌なことが多いときは,その日のうちに気分を上げて,収支をプラスにすれば,不機嫌を明日に持ち越さなくてすみます。その方法として,好きな音楽を何度もリピートして聴く。湯船にゆっくりつかって心身の疲れを洗い流す。SNSなどを極力控え,読書に親しむ。があります。昼間と違う世界に没頭することで,日中の嫌な出来事が気にならなくなってきます。

 機嫌よく毎日を過ごし,仲間との絆をより深めながら日々努力を続けてほしいと思いま す。気分を上機嫌モードにするために,先生は本を読みます。秋は読書の季節。本は,いつも側にいてくれる友達であり,学ぶことや楽しいことがいっぱいあるからです。

『神様の御用人~浅葉なつ~』『ペンギン・ハイウェイ~森見登美彦~』お薦めです。

8月27日(月)、2学期の始業式がありました。生徒達も元気な様子で登校してきました。

式では、校長先生から2学期が『充実した学期』になるよう、生徒たちに次の『5つのS』について心がけるようにと話がありました。

peed(スピード)…やるべきことを早く片付けるというより、仕事に早くとりかかること。

imple(シンプル)…言いたいこと、やりたいことはシンプルにまとめること。

erious(シリアル)…やるなら本気で取り組む。本気でやれば一体感が生まれること。

tudy(スタディ)…人の言うことに耳を傾け、日々、学ぶこと。

mile(スマイル)…人と人とのつきあいで笑顔があれば、楽しくなること。

また、式後の行事では部活の表彰や、各学年の代表生徒による、新学期の抱負の発表がありました。

勉強や部活、学校行事、進路について、意欲的に取り組んでいこうとする気持ちがうかがえました。

8月23日(木)14::00~ サエスタ大会議室にて、「吹奏楽同好会・サマーコンサート」を開催します。

お時間のある方は、ぜひお越しください♪