「弥生3月に思う」
暖かい風と明るい陽ざしに春の訪れを感じる頃となりました。弥生3月,生物にとっては躍動の季節。でも,学校は別れの季節。なぜなら,10日後には卒業式を迎えるからです。光陰矢の如しと言いますが,振り返って見るとあっという間に過ぎていった1年だったような気がします。
今年度は,「地域とつながる活動」とともにありました。一つ一つは小さい取組だけれど,活動の度に『地域の方に笑顔と元気が届いている』と実感できる場面がたくさんあり,『みんなの力は地域を動かすことができる』ということが実証されました。地域の方の笑顔と元気で,取り組む自分たちも笑顔と元気になり,達成感や感動を味わったのではないでしょうか。きっと4月よりも成長した自分を感じているのではありませんか。それこそが自己肯定感の高まりなのです。でも,まだまだです。心の成長にはゴールはありません。さらに,次なるステージでも,向上心をもち,自分のため・友のため・家族のため・地域のためにチャレンジしてほしいと願っています。
結びに,3年生の保護者の皆様にお礼を申し上げます。中学3年間,思春期という難しい年頃の子どもたちへの接し方や対応の仕方に苦労された保護者もおられたのではないでしょうか。それでも粘り強く寄り添い続け,温かく見守っていただいたからこそ,少しずつ変心し,成長してきた子どもたちが,まもなく中学校を巣立ち,18通りの道を歩み始めます。この3年間,至らないところも多々あったと思いますが,皆様のご理解とご協力があったからこそと教職員一同心より感謝しております。本当にありがとうございました。
~生徒のみなさんへ~
卒業式。今年度は18名の3年生が思い出をいっぱい心に刻み,新しい世界に羽ばたきます。卒業式について書いた文章に出会いました。紹介します。
3年生:成長した自分を最も輝かせる日です。そして,大人への階段を1段 上り,新たな目標に向かい決意をする日です。
2年生:これまでお世話になった3年生に感謝の気持ちを態度で表す日です。 そして,佐伯中の未来を託された責任を心に刻む日です。
1年生:入学以来感じてきた3年生のすごさ・偉大さを再確認する日です。 そして,先輩になることを自覚をする日です。
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最後に,卒業式は1年の中で,一番「ありがとう」が似合う日だと思います。そして,笑顔や涙のある光景の中で,素直になって「ありがとう」って言ってみませんか。心で思っていることを言葉にすること,これこそ3年間,我々教職員がみなさんに伝えてきたことなのです。
「ありがとうの花」が咲き乱れることを願っています。
3年生:成長した自分を最も輝かせる日です。そして,大人への階段を1段 上り,新たな目標に向かい決意をする日です。
2年生:これまでお世話になった3年生に感謝の気持ちを態度で表す日です。 そして,佐伯中の未来を託された責任を心に刻む日です。
1年生:入学以来感じてきた3年生のすごさ・偉大さを再確認する日です。 そして,先輩になることを自覚をする日です。
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