「 2学期終業 ~成長するために振り返る~ 」

 平成30年2学期も本日で終了します。1年の内で最も長い学期で、秋季備前東地区大会、生徒会選挙、文化祭、チャレンジワーク、人権集会、BBBBによる音楽体験などの行事があり、地域とつながる活動として、ハンドケアマッサージ、高校生と語る会、園小への読み聞かせ、保育実習、キャリア教育出前授業、地域をきれいにし隊、佐伯中だっぴがありました。また、人権学習で、ハンセン病・渋染一揆・結婚差別を考え、それぞれの学年が発達段階に応じた正しい理解と差別解消に対する強い気持ちをもちました。どの活動・授業も、生徒が活き活きと取り組んでいる姿に自己肯定感の高まりが感じられ、確かな成長を見ることができました。2学期を通して、改めて考えたことですが、これからの社会は、いろいろな仕事がAIにかわると言われています。しかし、AIを使うのは人です。人と人とがふれあうことでしか味わうことのできない温かさを忘れてはならないと思います。つながる活動をしている生徒たちには、笑顔がありました。人と人とのつながりは、「自分の思いを自分の言葉で伝える」ことから始まります。「会話」がつながるためのツールで、ツールを支えるアイテムが「言葉」です。家族団らんで過ごすことの多い年末年始、ご家庭におかれましても、「会話」の大切さをお子様に伝えていただければ幸いです。よろしくお願いします。最後に、良い年を迎えられますことを心よりお祈り申し上げます。

 12月10日(月)、岡山商科大学附属高校の小山先生を講師にお招きし、「水中ロボットの世界」と題して出前授業をしていただきました。学校の取組等の紹介のあとは、キットを使って水中モーターを作製しました。試行錯誤しながら工業の学習の一端を体験しました。
 13日(木)には、瀬戸南高校の先生4名お招きして、2・3年生を対象に農業分野、福祉分野の出前授業をしていただきました。農業分野では、コーンや卵の性質を学びながら、生産だけではなく、加工から販売まで多岐にわたる農業の奥深さを教えていただきました。福祉分野では、車イスバスケットボールを描いた漫画「リアル」を題材に、ハンディや健常者と障がい者の「対等・公平」について考えました。
 これらの特別授業は、キャリア教育の一環として行っています。単なる高校選択ではなく、社会的、職業的自立に向け、必要な基盤となる能力を向上させ、自分らしい生き方を実現できるよう、今後もさまざまな取組を継続していきたいと思います。
 

商大付属高等学校

 瀬戸南高等学校 

  12月7日(金)、日本唯一のニューオリンズスタイルブラスバンドグループのBLACK BOTTOM BRASS BAND(略してBBBB)」の皆様を学校にお招きし、1・2年生を対象に演奏会を行いました。JRAやユニクロのCM曲担当をはじめ、TV・CM、映画に多数の楽曲を提供し様々なアーティストとコラボレーションをしたりと、多方面で活躍されています。本校の演奏会では「sing sing sing」や「ワッショイブギ」など、オリジナル曲を含むノリの良い曲を演奏してくださいました。身近で聴くプロの演奏は迫力満点!充実した音楽の授業となりました。

 楽の楽しさを伝えてくださったメンバーの皆様、準備にご協力いただいた学び館「サエスタ」の皆様、本当にありがとうございました。

1杯のみそ汁

元気いっぱい健康に!

~しっかり体を温めて1日がんばろう!~

 12月5日(水)、朝の会終了後にランチルームで「具だくさんみそ汁」の試食会が行われました。この取組は、栄養バランスのとれた朝食の大切さを知ってもらおうと実施されているもので、和気町健康福祉課の栄養士さんと栄養改善推進委員のメンバー10名が早朝より佐伯中学校に集合。心のこもった温かいみそ汁をつくって全校生徒にふるまってくださいました。試食会は、保健委員の進行で進められ、教室にもどった生徒たちは、感謝のメッセージを書いて、1日を元気よくスタートしました。

 

 

 

地域ボランティア

 12月4日(火)、地域とつながる活動の一環として、佐伯中学校周辺のにこにこ園や老人ホーム、道路沿いの歩道などの清掃活動(今回で5回目になります)に取り組みました。ボランティア活動を通じて、人と関わることの大切さを知り、自分をより一層磨いてほしいと思います。