心配された台風の進路も逸れ、好天のもと今年度の文化祭を行いました。

「冴気力~私たちの大切なもの~」をテーマに、生徒はそれぞれの持ち場で100%以上の力を発揮しました。大切なものは自分達を支えてくれている地域だという考えのもと、夏休み前から取組について検討を始め、「地域とつながる活動」を入れたり、生徒の縦割りチーム別合唱を行ったりと、これまでとは違った形で行いました。

秋の澄んだ空に生徒の歌声が響き、来てくださった皆さんの笑顔がたくさん咲いた、そんな1日になりました。

お忙しい中、足を運んでくださったご家族の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございました。

 

 新しい時代の…

 4月に始まった今年度も既に6か月を経過し、後半に入りました。今年度は、校長・教頭はじめ多くのスタッフが異動したため、保護者や地域の皆様には大変ご心配をおかけしていたことと思います。私自身、まだまだ地域のことが分かっているわけではありませんが、佐伯中学校の一員として、忙しくも充実した日々を過ごさせていただいています。

これもひとえに、皆様のご理解、ご協力のたまものだと感じております。ありがとうございます。

 さて、今年度は元号が「平成」から「令和」に変わり、新しい時代の幕開けのように感じています。また、この10月からは消費税法が改正されたことを受け、8%であった消費税が10%になる等、変化の激しい時代でもあります。このように時代がさらに進んだ社会に生きる子どもたちには、学校でどのような力を付けるべきか、そのためにはどのような教育活動を行えばよいか、日々考えさせられています。

 その中の1つの取組として、今年度から文化祭の内容を見直しました。これまでの文化祭は、各学級が趣向を凝らした劇を発表し、ずいぶん見応えのあるものだったと聞いています。しかし、現在佐伯中学校の教育の柱の1つとして「地域とつながる活動」をもっと深めていくことを目的とし、ステージ発表だけでない文化祭の新しい形について教職員・生徒代表と検討してきました。

 新しいことを始めるには、大きなエネルギーを要します。しかし、生徒達はその目的を意識しながら新しいことに挑戦する意欲をもって取り組んでいます。準備の時間は十分ではありませんが、限られた時間の中でできる最良のものを皆様と分かち合いたいという気持ちで準備や練習に励んでいます。

 お忙しいこととは思いますが、ぜひ足をお運びいただき、頑張りへの声援や今後のためのご意見等お寄せいただければありがたいです。お待ちしております。よろしくお願いいたします。

明日から予定されている備前東地区総体の壮行式を行いました。

各部のキャプテンから試合に向けての抱負が発表されました。どの部もこれまで練習で積み重ねたことを出し切ると、力強い発表でした。その後、3年生を代表して小林君が応援メッセージを贈りました。

校長先生からは、ノーベル物理学賞を受賞された小柴昌俊先生の「運を捕まえられるかどうかは、日頃から準備していたかどうかだ。」という言葉と部活動の目的について話がありました。

 自分のベストを出し切ることができるように、がんばってください!!

    10月5日の文化祭の準備として、「おもてなし講座」を鵜飼谷温泉 河野支配人を講師として迎え、研修を行いました。受講したのは生活委員会を中心とした9人の生徒たちでした。

講師の河野さんからは鵜飼谷温泉での日頃の業務をとおして考える「おもてなし」の意味、具体的な所作等を教えていただきました。生活委員長からは「おもてなしの意味が理解できたのでこれからの取組に生かしていく」とお礼と決意表明をしました。

学んだことを地域の皆様に還元できるよう、準備を進めていきますので、ぜひ足をお運びください。

各学級で行った学級弁論大会を経て、代表生徒6名が全校生徒の前で、堂々と自分の意見を発表しました。

 いずれもよく練られた文章で、聴き応えのあるものでした。また、聞き手も真剣に耳を傾け、考えることができていました。この双方の「伝えたい」「聞き取りたい」があったので、よい弁論大会になったと思います。

 6人の中の上位2名が学校代表となり、10月5日(土)の文化祭と10月29日(火)の和気瀬戸内支部弁論大会で発表します。

 各学級代表者と論題

1年  麻植 美沙 「西日本豪雨について」

    河本 紗希 「ボランティアの大切さ」

2年  横谷 陸  「本当の平和」

    小髙 萌菜 「部活動ということ」

3年  石原弘太郎 「嫌いから好き。人から人へ。」

    河野 祥也 「打って反省 打たれて感謝」