和気町では英語教育に力を入れていて、本校も英語特区として他の学校よりも多くの時間を英語の学習に充てています。その特区の授業の一環として、ICTを活用してオーストラリアとの遠隔授業を行いました。

本校は2年生が授業に臨み、ビクトリア州にあるブレントウッドセカンダリーカレッジの7年生(日本の中学校1年生に相当)と交流しました。画像が繋がると互いに手を振ってあいさつしたり、歓迎の?ダンスを踊ったりして友好ムードを高め、いよいよ学習です。事前に考えた質問を、こちらからは英語で、相手からは日本語で行い、それに対して答えるという活動でした。

終始和やかなムードで授業が進み、遠く離れた場所と繋がることのできた授業になりました。

 

 

今年は瀬戸内市の邑久中学校で、支部弁論大会が行われました。

支部内の中学校5校から2名ずつ代表生徒が選ばれ、堂々とした発表をしました。どの弁論も身近なことからの気づきや考えたことを分かりやすい言葉にのせて伝えてくれました。また、聞き手の邑久中学校の生徒全員もしっかりと弁論に耳を傾け、会場の雰囲気を作ってくれました。

佐伯中学校からは、先の校内弁論大会で選ばれた2年 横谷陸君、3年 石原弘太郎君が参加しました。文化祭での発表から更に磨きをかけるため、連日、文章を推敲したり発表の練習をしたりとたくさんの努力を重ねてきました。多くの聴衆の前での発表は緊張したようですが、しっかりと努力の成果を出すことができていました。

今日は、参観日を兼ねて「だっぴ」を行いました。

昨年度から実施している取組ですが、中学生が初めて会うような高校生や大学生、そして大人達と共通の話題について話し合う、というものです。普段聞くことのできない多様な意見に触れたり、自分の考えていることを表現し多くの人に耳を傾け理解してもらったりする貴重な機会だと思います。

高校生は14人、大学生が15人、大人が32人参加してくださり、「過去最強の思い出」「学校に行く意味」「あなたにとって普通とは」等の話題について話し、充実し時間となりました。

また、たくさんの保護者の方にも参観いただき、初対面の方々と次第に打ち解けていく生徒の表情等を見ていただきました。

多くの方に関わっていただくことで日頃できない経験を重ねることができ、佐伯中の生徒は本当に幸せです。ありがとうございます。

 

中間考査初日でしたが、テスト後に後期役員の認証式を行いました。

後期の役員は決意を込めた返事をし、委員ごとに代表生徒が校長先生から役員バッヂを授与されました。そして、代表として生徒会長の横谷君が所信表明を行いました。

いよいよ3年生から2年生にバトンが渡され、さらなる高みを目指してスタートが切られました。1、2年生は3年生が安心して受験に向かえるように、しっかり考え、行動し、全員でよい生徒会をつくってくれると思います。

 

今日は、5時間目にテノール歌手 村上敏明さん、ピアニスト 仲田淳也さんをお迎えし、1,2年生が芸術鑑賞を行いました。

イタリアのオペラ歌曲から日本の歌まで幅広い選曲で、艶のある素晴らしい歌声を堪能しました。また、リズミカルなピアノの独奏も1曲聴かせてもらいました。

途中には、発声練習をしたりみんなで校歌を歌ったりもして、あっという間の1時間でした。クラシックの演奏会でのマナーについても教えていただき、ちょっと大人の世界に入った感じがした人もいるかもしれません。

演奏後に村上さんから「校歌や『海』の歌声はよく出ていて素晴らしかった」とのおほめの言葉をいただきました。