令和4年度 特別の教育課程の実施状況等について

学校名

和気町立佐伯中学校

1.特別の教育課程の実施状況に関する把握・検証結果

(1)特別の教育課程編成・実施計画に基づく教育の実施状況

  A 計画通り実施できている

  B 一部、計画通り実施できていない       A  ←記号で回答

  C ほとんど計画通り実施できていない

 

(2)実施状況に関する具体的事項

 ① 特別の教育課程に基づく教育を実施するための実施体制(校務分掌等)

   特別の教科「オーラルコミュニケーション」実施のために、県費及び町費負担の非常勤

  講師を配置し、ALTとの協働により授業を行っている。

 ② 生徒への教育上の配慮等(発達の段階並びに従来の英語科の内容の系統性への配慮等)

   「オーラルコミュニケーション」においては、英語科の進度を踏まえ、小学校段階から

  の既習事項を活用する場面を設けるとともに、海外との遠隔交流授業やALTとの交流活

  動を各学年に計画的に配置し、学年が上がるごとに高度なものになるよう配慮している。

   また、これらの活動は、転出入があっても支障のない内容となっている。

 

(3)保護者及び地域住民その他の関係者に対する情報提供の状況

  A 実施している

  B 実施していない     A  ←記号で回答

  ※保護者及び地域住民その他関係者に対する情報提供方法の工夫等について、具体的に

   記載すること。 (公開授業、HP等)      

    オーストラリアの学校との遠隔交流授業やALT交流会については、学校のホーム

   ページで紹介している。また、学校評議員会でも授業の内容等について説明している。

   

(4)評価の結果について

 ① 自己評価

  ○英語特区の取組はグローバル人材の育成につながっているか。【教職員】 

    肯定率:64%(R4)

  ○英語特区の授業は英語によるコミュニケーション力の向上に役立つ【生徒】

    肯定率:89%(R4)

  ○英語特区の授業を通じて、外国や英語への興味・関心が高まった【生徒】

    肯定率:67%(R4)

  ○英語特区の授業は英語によるコミュニケーション力の向上に役立つ【保護者】

    肯定率:70%(R4)

  ○英語特区の授業を通じて、外国や英語への興味・関心が高まった【保護者】

    肯定率:64%(R4)

  <考察・改善策>

   総合評価:B

   令和3年度のアンケート結果において、英語特区の授業を通しての英語への意欲関心の

  向上がやや低迷していたことを受け、令和4年度は、これまで教員主導で計画していた活

  動を生徒の意見を取り入れた活動に変更して実施した。結果として、生徒は楽しみながら

  活動に取り組めるようになった。

   英語の興味・関心についての数値の低さは、そもそもの英語に対する苦手意識・拒否反

  応によるとも考えられるので、コミュニケーションの方向から現状を打開したいと考えて

  いる。

 ② 学校関係者評価

   総合評価:B

   英語特区については、もう少し色々な方法で生徒が興味をもてるような授業を望む。