教育課程特例校としての取組

佐伯中学校では、グローバル感覚を身に付けた人材を育成するため、その基盤となる異文化への興味関心やコミュニケーション力を高められるよう、平成29年度より「教育課程特例校」の指定を受け、英語教育の充実を図っています。

【取組のねらい】

 ますます国際化する社会において、グローバル感覚を身に付けた人材を育成するため。園→小→中の流れを大切にした英語教育の中で、英語を学ぶのが好きという子どもたちを増やし、さらに国際的な視点をもって、誇れる故郷をいろいろな形で発信し、地域→県内→国内→世界中の人々と、臆することなく意見を交換しながら和気町を発展させていけるような人材を育成するため。

【特別の教育課程の概要】

  グローバルな視点で「聞く・話す・伝え合う力」を育むために、中学校第1学年~第3学年の英語に「オーラルコミュニケーション」を組み込んでいます。各学年共に「総合的な学習の時間」から年間17時間を削減して「オーラルコミュニケーション」(年間17時間)に充てます。

  「オーラルコミュニケーション」の授業では、「聞く・話す・伝え合う」言語活動を中心とした授業を進めます。また、「オーストラリアの学校との遠隔交流授業」や「町内のALTとの交流授業」を「オーラルコミュニケーション」の教育課程に計画的に配置し、目的意識をもって既習事項を活用する場面を設定するとともに、異文化への興味・関心を喚起し、理解を深めていきます。