新しい時代の…

 4月に始まった今年度も既に6か月を経過し、後半に入りました。今年度は、校長・教頭はじめ多くのスタッフが異動したため、保護者や地域の皆様には大変ご心配をおかけしていたことと思います。私自身、まだまだ地域のことが分かっているわけではありませんが、佐伯中学校の一員として、忙しくも充実した日々を過ごさせていただいています。

これもひとえに、皆様のご理解、ご協力のたまものだと感じております。ありがとうございます。

 さて、今年度は元号が「平成」から「令和」に変わり、新しい時代の幕開けのように感じています。また、この10月からは消費税法が改正されたことを受け、8%であった消費税が10%になる等、変化の激しい時代でもあります。このように時代がさらに進んだ社会に生きる子どもたちには、学校でどのような力を付けるべきか、そのためにはどのような教育活動を行えばよいか、日々考えさせられています。

 その中の1つの取組として、今年度から文化祭の内容を見直しました。これまでの文化祭は、各学級が趣向を凝らした劇を発表し、ずいぶん見応えのあるものだったと聞いています。しかし、現在佐伯中学校の教育の柱の1つとして「地域とつながる活動」をもっと深めていくことを目的とし、ステージ発表だけでない文化祭の新しい形について教職員・生徒代表と検討してきました。

 新しいことを始めるには、大きなエネルギーを要します。しかし、生徒達はその目的を意識しながら新しいことに挑戦する意欲をもって取り組んでいます。準備の時間は十分ではありませんが、限られた時間の中でできる最良のものを皆様と分かち合いたいという気持ちで準備や練習に励んでいます。

 お忙しいこととは思いますが、ぜひ足をお運びいただき、頑張りへの声援や今後のためのご意見等お寄せいただければありがたいです。お待ちしております。よろしくお願いいたします。