「ソウゾウ」すること

   早朝、佐伯地区では霧が発生し、山々の風景も徐々に秋の深まりを感じる今日この頃です。

 本校では2年生を対象に、事業所のご協力をいただき、職場体験活動である「チャレンジワーク14」を実施しています。この「チャレンジワーク14」は、地域の方々にお世話になることで、学校では学ぶことのできない体験をするものです。社会とのつながりや働くことの意味について考える機会になります。現在、2年生は、11月5日~8日の実習を前に、外部の方を講師にお迎えし事前学習として働くことの意義や基本的なマナーを学んでいます。
 この職場体験にちなんで、先日の朝礼で「ソウゾウ」することについて話しました。今だけ、自分だけを考えるのではなく、少し先や周りの人のことを想像することがよい仕事に繋がること。それは仕事の場面だけではなく、普段の学校生活でも応用できること。
 また、様々なことを「想像」すると新しいことが見えてきて、これまでになかったものを「創造」することができること。これも、新しい文化祭をみんなで創り上げたように、様々な生活の場面で考えていくことができること。

 生徒達は、多くの人や新しい知識と関わり、出会い、日々成長しています。毎日顔を合わせていても、その成長ぶりに驚くことがあります。このような生徒の成長に関わることができる喜びをかみしめながら、我々教職員も「ソウゾウ」することを大切に、生徒の成長に置いていかれないようにがんばります。

 最後に、「チャレンジワーク14」期間中に生徒の働く姿を見かけたら、励ましの声を掛けていただけたらありがたいです。また、先日の参観日に実施した「だっぴ」にも地域の方をはじめ、多くの皆様に支えていただきました。本当にありがとうございました。