体験に勝るものなし ~宿泊行事を終えて~

 4月23日~25日に行われた修学旅行をかわきりに、1年生の閑谷研修、2年生の広島研修と泊を伴う行事が終わりました。中学生時代に家庭から離れ友達と過ごす宿泊研修は、私たちが子どもの頃から行われており、保護者の皆様もいろいろな思い出をお持ちのことと思います。

 さて、この宿泊行事ですが、学校で行う様々な教育活動のもとになる学習指導要領にはこのように示されています。

(4)旅行・集団宿泊的行事

    平素と異なる生活環境にあって、見聞を広め、自然や文化などに親しむとともに、

  よりよい人間関係を築くなどの集団生活の在り方や公衆道徳などについての体験を積

 むことができるようにすること。

   

 生徒たちは、それぞれの宿泊行事に向けて目標を立て、達成できるように準備からしっかり取り組みました。

 学年の宿泊行事の目標

  1年 「ミッキー」~前向き 積極的 協力的~

  2年 「remember」~平和な未来のために自分たちができること~

  3年 「学楽両道」~旅の出会いは一期一会~

 当日も含め、準備の段階からたくさんのがんばる姿を見ることができました。うまくいかなかったこともありましたが、その体験も含めて普段の学校生活だけでは学べない何かを掴んでくれたことと思っています。その学びは日常の学校生活やこれからの様々な行事に活かし、更に磨きをかけながら、よりよい社会をつくるための基礎となる力を育てていきます。

 普段の学校生活だけでなく多くの学びがある学校行事です。生徒たちが大きく飛躍できるよう、教職員一同ねらいを明確に指導にあたってまいります。生徒への温かい言葉掛けがさらに生徒の活動の原動力になります。応援よろしくお願いいたします。