~思いを伝える~
6月1日、前日の天気とはうってかわって爽やかな天候に恵まれて、第60回佐伯中学校体育会を開催することができました。多くの皆様に足を運んでいただき、生徒の頑張りを見ていただき、本当にありがとうございました。紙面を借りてお礼申し上げます。
「体育会」というと、日頃の保健体育科の学習の成果発表の場というイメージですが、本校の体育会は「地域とつながる体育会」をベースに中学校から地域の方に元気や笑顔を届けるという目的もあります。
その目的に向かって、3か月以上前から準備に入り今日の日を迎えた生徒たち。特に3年生を中心としながら、どうすれば楽しんでいただけるかを生徒たちが考え、行動に移し、うまくいかずに修正することを経て、体育会当日を迎えました。
まだまだ練習不足や準備不足の点はありましたが、当日、生徒たち全員が自分のベストに近いパフォーマンスを見せてくれました。そのパフォーマンスの裏には、自分のため、仲間のため、そして地域の方へ元気を届けるためという思いが詰まっており、それは閉会式での生徒会長河野君のあいさつでも語られました。
私たち教員は、「想いを伝えるためには、きちんと言葉で伝える」ということを日頃指導しますが、体育会での生徒の姿を見ながら「言葉がなくても伝わることがある」ということに気づかされました。本当に真剣に取り組む姿からは、そこにある想いが伝わります。しかし、本当に真剣でなければ伝わらないものでもあります。そのことを、体育会の体験から学び、次につなげてほしいと願っています。
今後も、佐伯中学校は地域とつながる活動を継続していきます。学校がお力を貸していただきたいときにはアナウンスをさせてください。また、地域の皆様から「中学生の力を借りたい」ことがあれば、学校までお知らせください。
今後もよろしくお願いいたします。