「人が環境をつくり 環境が人をつくる」
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いつの頃からか、箱根駅伝を見るのがお正月の楽しみになりました。往復217.1㎞、10区間を2日間かけて襷をつなぎ走り抜きます。そこには、走った選手だけでなく、チームメイトや家族を含めたさまざまなドラマがあり、そんなエピソードを知るのも楽しみの一つです。
今年は特に、青山学院大学の5区・山登りで区間新記録を樹立し、往路優勝の立役者となった岡山出身の黒田朝日選手に注目が集まりました。彼個人の素晴らしさは言うまでもありませんが、青学の強さはチーム力にもあります。原晋監督は、学生主体の寮生活が一体感を生み、タイム以上の力を引き出していると語っていました。寮長の佐藤有一選手によると「黒田朝日の部屋は本当にきれい。いつ見てもきっちり整頓されている。それが競技にもつながっていると感じた」とのことで、これをきっかけに時間の厳守や徹底した掃除、整理整頓をチーム全体に呼びかけ、日常からきっちり取り組んでいるそうです。当たり前のことを当たり前にやり続けることが、高いパフォーマンスにつながっているのですね。
「凡事徹底」という言葉がありますが、小さなことでも丁寧に徹底して取り組むことで、成長や大きな成果につながっていくものです。整理整頓された環境は、気持ちを落ち着かせ、集中力を育てます。学校も同じです。一人一人の小さな心がけが集まって、学びやすく安心できる雰囲気の学校がつくられます。「時間を守る」「整理整頓や掃除をしっかりやる」「人の話をきちんと聴く」「自分から挨拶をする」こうした当たり前のことを大切にし、日常の生活を丁寧に送ることが、個人として、集団としての成長や成功につながるのだと思います。
良い環境は誰かが用意するものではなく、みんなでつくるもの。みんなが安心して挑戦し、力を伸ばしていける環境を、みんなでつくっていきましょう。「みんな」とは生徒だけではありません。保護者や地域の方、教職員も一緒です。
