平成6年度がスタートしました!

 若草が萌え、山々も一回り明るい緑色をまとい、新たな生命の息吹が感じられる季節となりました。本校では、4月8日に始業式、10日に16名の新入生を迎えた入学式を終え、全校生徒40名で令和6年度が始まりました。2・3年生からは、先輩・最上級生になった自覚や前向きな気持ちが、1年生からはこれからの学校生活への期待が伺え、頼もしく感じています。そのやる気に応えられるよう、教職員一同、気持ちを引き締めています。

 始業式・入学式では、生徒に心がけてほしいこととして「過去の自分を超えていくこと」「みんなのチャレンジを応援できる集団であること」の2点を伝えました。他人との比較ではなく、これまでの自分を振り返りながら、時には困難ともきちんと向き合い、自身を成長させようという意欲をもって主体的に行動できる生徒を育てていきたいですし、そのためには安心してチャレンジできる環境が必要です。今年度も、お互いが一人一人の違いや良さ、頑張りを認め合い、支え合い、高め合える「チーム佐伯中」を目指してまいります。

 その中で、今年度佐伯小・中学校に「コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)」が導入されます。コミュニティ・スクールは、保護者・地域・学校が目標やビジョンを共有し、対話・協力しながら、ともに子どもの成長を支えていく「地域とともにある学校づくり」のための有効な仕組みです。佐伯地域では、中学校区で一つの学校運営協議会を立ち上げ、これまで進めてきた園小中連携や保護者・地域の皆様の思いを生かしながら、学校運営を考えてまいります。

 保護者の皆様、地域の皆様、引き続き本校教育の推進にお力添えを賜りますようお願い申し上げます。