令和5年度がスタートしました!

 この度の人事異動により、校長として着任しました國定智子(くにさだ ともこ)と申します。5年前、教頭として1年間お世話になったこの佐伯中学校に再び勤務できることを、大変嬉しく思っています。生徒の優しさや素直さ、保護者や地域の皆様の温かさを改めて感じながら、本校教職員とともに生徒の成長、そして学校や地域の発展のために、できることを精一杯やろうと決意を新たにしています。

 4月7日に始業式、11日に9名の新入生を迎えた入学式を終え、全校生徒42名で令和5年度が始まりました。2・3年生からは、先輩・最上級生になった自覚や前向きな気持ちが、1年生からはこれからの学校生活への期待が伺え、頼もしく感じました。そのやる気に応えられるよう、教職員一同、気持ちを引き締めています。

 始業式・入学式では、生徒に心がけてほしいこととして「新たな自分に出会うためのチャレンジをすること」「みんなのチャレンジを応援できる集団であること」の2点を伝えました。自分を枠にはめず新たな挑戦をすることや、困難ともきちんと向き合い思考することで、自身を成長させようという意欲をもった生徒を育てていきたいですし、そのためには安心してチャレンジできる環境が必要です。お互いが一人一人の違いや良さ、頑張りを認め合い、支え合い、高め合える「チーム佐伯中」を目指してまいります。

その中で「小中連携」の取組が3年目を迎えました。にこにこ園や小学校の先生方が大切に指導されてきたことをしっかり受け止め、それを踏まえてどのように生徒を伸ばしていくか、「15歳の春」のあるべき姿を思い描きながら、今まで以上に園や小学校とも連携して、効果的な取組を考えていきます。

また、町の広報誌にもあったとおり、佐伯小・中学校にも、今後「コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)」が導入される予定です。新型コロナウイルス感染症の影響も収まりつつある今年度は、生徒が地域への意識を高め、地域の皆様に笑顔と元気を届けられるよう、「地域とつながる活動」「地域とともにある学校づくり」を推進してまいります。 

 保護者の皆様、地域の皆様、これまで同様、本校教育の推進にお力添えを賜りますようお願い申し上げます。