「○○の秋」 実り多い日々を!

 つい先日、夏休みの終わりに「ちょっと立ち止まって考えてみよう」と文章を書いたのに、既に一月近く経過したのだと時の速さに愕然としています。考えれば、令和4年度も半年が経過したことになります。

 暑い暑い夏から少しずつ季節が移ろい、実りの秋が近づいてきました。「スポーツの」「芸術の」「読書の」「食欲の」「行楽の」「勉強の」などの言葉が数多くあるように、秋は様々な活動に適している好季節だと言えます。また、2学期は1年で最も長い学期であり、数多くの行事も行われます。
 佐伯中学校では、10月1日(土)に行われる冴希祭(文化祭の部)に向けて、校内には合唱練習の歌声が響き、さながら「芸術の秋」を先取りしているようです。また、様々な学習の成果物等も展示をするために、各教科で取組を進めています。一昨年度はコロナ禍1年目の模索状態でしたが、昨年度は家族限定での公開ができ、今年度は家族・地域への公開を予定しています。感染対策を講じながらの実施にはなりますが、直接触れ合うことのできる機会ですので、少しのお時間でも生徒の頑張りをご覧いただけるとありがたいです。多くの方との触れ合いは、生徒の学びの絶好の機会です。ご協力をお願いいたします。
 
 最後になりましたが、2学期当初に行った2年生のチャレンジワークを無事に終えることができました。まだコロナ感染状況の厳しい中で、中学生を受け入れることは容易ではなかったと思いますが、地域の事業所の温かいお気持ちにより様々な業態の仕事を体験させていただくことができました。一人一人の学びは異なりますが、経験を通して深く学んでいることは生徒の感想からも感じることができました。貴重な機会を与えてくださった事業所の皆様に、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。