4月22日 令和4年度スタート!

 4月7日に2・3年生31名で始業式を行い、15名の新入生を迎える入学式を12日に終え、全校生徒48名で令和4年度が始まりました。生徒達は、一つ学年が上がった自覚をもち、なりたい自分を目指して、それぞれが少しずつ去年の自分を越えようとしています。瑞々しい感性、素直な行動、本当に嬉しくなる日々です。
 我々教員団も昨年度末の異動により、大きく組織が変わりました。多くの新しい先生方と、これまで積み重ねてきた教育活動の意味や内容を再確認しながら、目指す方向性を明確にして取組を進めていきたいと考えています。また、佐伯中の当たり前を見直すよい機会であるとも感じており、新たな風を感じながら、生徒とともに歴史の1ページを刻んでいこうと思います。

 昨年度1月に実施した和気町標準学力調査の結果について一点報告させていただきます。学力調査の結果等は既にお返ししていますので、個別にご確認いただいていることと思います。今回お伝えしたいのは、佐伯中学校全体の傾向として全国標準値とのズレが見られる質問項目のことです。質問項目とは、学習に関係する行動や意識についての質問事項が複数あり、生徒は自分自身を振り返り回答しているものです。例えば「1日にどのくらいの時間学習しているか」、「自分にはよいところがあると思う」等です。
 その中の「学校に行く日は夜何時頃に寝ますか」という質問に対して、遅い時刻を回答している生徒の割合が高い数値を示していました。また、平日の学習時間についても、1時間程度学習している割合は高いのですが、それ以上時間をかけて家庭学習をしている割合は低い傾向にありました。
 まず、学校での学習等の活動に集中して取り組むためにも、睡眠時間を確保することは重要です。このコロナ禍の中、健康に過ごすためにも睡眠・食事・運動は大きな役割を果たしています。また、学習内容の定着のために必要な家庭学習の時間の確保も大切です。ぜひご家族での話題にしていただき、生徒自身が考えるきっかけを作り、よい習慣づくりをご家庭で進めていただけるとありがたいです。

 年度始からお願いばかりになりましたが、保護者をはじめ地域の皆様、昨年度同様、本校教育の推進にお力添えを賜りますようお願い申し上げます。