4月19日 新しい年度がスタートしました

 4月7日に始業式、13日に18名の新入生を迎える入学式を終え、全校生徒50名で令和3年度が始まりました。私が着任した2年前には61人いた生徒から10人以上減りましたが、新しい年度を迎え、生徒たちは進級後の新たな気持ちで前向きに学校生活を送っています。そのやる気に応えられるよう、教職員一同、気持ちを引き締めています。

 昨年度(正確には一昨年度末から)は、新型コロナウイルス感染症の流行により学校生活は様変わりしました。これは学校生活に限った話ではなく、世界中の人々の暮らし自体が変わってしまいました。今年度には少し見通しが持てるかと思っていましたが、未だ分からないことも多くあり、不安定な状況は変わっていないような気がしています。
 そのような中ですが、昨年度の取組の成果や課題を拠り所として、できるだけ通常の学校生活・教育活動が行えるように知恵を絞っていきたいと思っています。思うようにならない今だからこそ、生徒は様々なことに気づける力がつくのではないかとも思っています。ピンチはチャンス、私たち教員も生徒とともに考え、成長していきたいと思います。

 今年度、新たに始まった「小中連携」についてお知らせします。
 生徒のよりよい成長のため、にこにこ園・小学校・中学校が指導等について連携していくことは大切です。これまでも様々な取組を通して連携してきましたが、さらにそれを加速させるために、県教育委員会から加配教員を1名配置していただきました。その役割は、本田指導教諭が担います。毎週火曜日には小学校で勤務をし、小学校の実態や取組と中学校の取組とを繋いでいきます。
 6年間の小学校の教育を受けて、中学校に進学してくる生徒達です。小学校で先生方が大切に指導されてきたことをしっかりと受け取り、それを踏まえてどのように生徒を伸ばしていくかを考えていきます。この状況下ですので、児童生徒の交流は難しいかもしれませんが、異年齢での交流等についても今後、小学校と連携しながら考えて参ります。

 保護者をはじめ地域の皆様、、これまで同様、本校教育の推進にお力添えを賜りますようお願い申し上げます。