今だからこそ 1月21日
今年は1月20日が「大寒」です。「大寒」は「一年じゅうで最も寒いころ」とされ、この「大寒」は、「立冬」や「冬至」などと同じ「二十四節気」の一つで、農作業などの目安にするために中国で作られた季節を示す基準です。佐伯にも雪がちらつき、寒さが厳しい日が多くなっています。2月3日には「立春」を迎えるので、暦の上での冬はあと少しです。しかし、新型コロナウイルス感染症は猛威をふるい、幾つかの都道府県では緊急事態宣言が出されました。岡山県でも独自に医療非常事態宣言を出し、また他府県の緊急事態宣言にあわせて知事が感染拡大防止のための県民への協力要請をしました。こちらは、まだまだ先が見通せない状況です。
先日、入試に向けて3年生の面接練習をしました。かなり緊張していましたが、自分の言葉で何とか思いを伝えようとする姿に好感がもてました。一方で、声のはりや表情の明るさ(マスク越しなのでわかりにくいのですが)、言葉の明瞭さなど、話す内容とは別の要素も印象に大きな影響を及ぼすものであることを再確認しました。普段の自分はどうだろうと振り返ると、できていないことの多さに気付き、気をつけていきたいと反省の気持ちが大きくなりました。
冒頭に示したように気持ちがふさぎがちになりそうな今だからこそ、他人から受けた親切な行動や優しい言葉がけが私たちの心を元気づけてくれます。私たちも誰かの気持ちが上を向くように、笑顔で元気に優しさをもって過ごしていきたいものです。
終わりに、2021年になって初めての通信の発行です。遅ればせながら、皆様あけましておめでとうございます。いろいろと制約の多い生活ですが、今年も佐伯中学校をよろしくお願いいたします。