中学生としての成長 9月23日
今年度が始まって半年が過ぎました。暑い暑い夏がやっと過ぎ去り、気持ちのよい気候の中で授業や部活動、学校行事に向けての準備等、充実した毎日です。しかし、例年であれば実施していたはずの修学旅行や校外学習、部活動の夏季大会をはじめとする様々な行事の中止により、生徒が力一杯何かに取り組むという経験ができないまま今に至っています。
2学期に入り、ようやく2年生が3日間のチャレンジワークを行いました。地域の事業所の皆様にお世話になりました。学校に戻った生徒たちは、いろんな場面で成長を見せてくれています。特に、挨拶の声が大きくなったり、進んで声を掛けたりする様子を目にします。3日間やり通した自信がつき、学んだことをすぐに生活に活かそうとする意欲が見えます。やはり、学校だけでは学べない大切な何かを掴んでくれたのだと嬉しく感じ、コロナ禍の中、学びの機会を作ってくださった事業所の皆様に感謝しております。ありがとうございました。
現在は、10月3日(土)に予定している「冴希祭(さえきさい)」に向けて、生徒が一丸となり取り組んでいます。これも例年とは違い、体育会と文化祭をミックスした形での新しい行事です。「いつも通りやれば大丈夫」と言えない状況の中、一人一人が自分の責任を果たすと同時に、3年生を中心にしながら練習・準備の計画を立て、工夫をしながら進めています。
限られた時間の中で、最大限の成果が出せるように考えて動くという経験を通して、中学生としての成長を遂げてくれるものと信じています。
当日はご家族のみの観覧とさせていただき、地域の皆様に生徒のがんばりを見ていただけないのは非常に残念ですが、何らかの形でご紹介していきたいと思っております。楽しみにお待ちください。