夏休みを前に 7月31日
令和2年度の1学期が今日で終了しました。例年だと7月19日をもって1学期が修了するのですが、コロナウイルス対策による休校期間があったため今日までの授業となりました。また、宿泊行事や体育会をはじめ多くの行事が行えなくなり、日常生活でも当たり前の基準が変わり、戸惑うことの多い学期でした。
そのような中、56名の生徒達は「今できることをしよう」と気持ちを切り替えながら、様々な面でがんばりを見せてくれていました。特に3年生にとっては3年間の集大成となる部活動の大会が中止となり、やるせない思いをしたことと思います。しかし、次の目標を設定し前向きに活動に取り組んでいる姿は、1・2年生にとっても大きな学びとなるものだと感じています。
社会経済活動の段階的な引き上げにより、「自粛」の閉塞感からは抜け出したように感じますが、首都圏を中心に新たに感染が拡大しています。また、7月上旬には九州を中心に大雨による大きな災害があり、コロナウイルス感染拡大の懸念のある中、命を守る行動をすることについても考えさせられました。
中学生である生徒のみなさんも、自分で考え、判断し、行動することが求められる状況にあるといえます。誰もが経験したことのない社会です。「知らない」「大人が何とかしてくれる」と他人事にしないためにも、これらのことについて家族や友達同士で話をしてみてもらいたいです。
明日からは夏休みです。首を長くして待っていた人も多いと思います。残念ながら例年のように長い休みではありませんが、普段の生活ではなかなかできないことにチャレンジするチャンスです。自分で目標と計画を立て、充実した毎日にしてください。
今年の夏休みは期間が短いので、宿題の量もかなり減らしています。その分、自分で計画を立てて苦手科目の克服や得意なことを伸ばすための時間が取れると思います。自分だけのオリジナルの夏休みになるよう、じっくり考えて実行してください。どんな挑戦をしたか、2学期の報告を待っています!