12月4日 人権擁護委員さんによる読み聞かせ
- 詳細
- 参照数: 68
今日から12月10日までは「人権週間」です。佐伯中学校では、年間を通して人権について学び、考える機会を設けていますが、今日は啓発強化週間に合わせて、人権擁護委員の青盛さんと尾崎さんに来校いただき、人権作文の読み聞かせをしていただきました。
「無意識の差別」と題された作文は、友達や親戚の何気ない言葉に傷ついた体験をもとに「マイクロアグレッション」について語ったものでした。マイクロアグレッションとは、無意識の偏見や思い込みからくる差別的、否定的な言動のことで、知らず知らずのうちに相手を傷つけてしまうものです。筆者は、相手の気持ちを考えることが偏見を減らす第一歩だとし、みんなが気持ちよく過ごせる社会をめざしたいと訴えていました。
「もしかしたら自分の中にも無意識の偏見があるかもしれない」「この言葉で嫌な思いをする人はいないだろうか」自分自身の言動や思考を振り返り、差別の芽に気づくセンサーを磨きたいと感じた朝の一時でした。