新型コロナウィルス感染拡大防止措置ということで、全国的に休校になりました。3月が始まったばかりですが、佐伯中学校も今日で一区切りとなりました。1・2年生は学年末考査2日目、3年生は直前テストという日程でしたが、最後までがんばる姿が見られました。

    また、3学年全員が集まるのは今日が最後の日となるため、卒業式で歌う予定だった「そのままの君で」を3年生に聴いてもらいました。準備の時間はありませんでしたが、気持ちのこもった歌となり3年生に感謝の気持ちが届いたと思います。

    明日からは家庭での生活となりますが、自分で自分を律しながら普段できないことに挑戦するなど、充実した時間を過ごしてください。

 

 

    今日は、東備消防署の方に講師として来ていただき、2年生が保健の授業で救助法について学びました。

    二つのグループごとに、心臓マッサージとAEDを使って救急の救命措置を行うという内容でした。最初の声かけでは大きな声で助けを求めることができなかった人もいたようですが、心臓マッサージでは手を置く位置や強さや速さに気をつけながら実施できていました。また、AEDについても手順をしっかり確認できたようです。お互いに声をかけ合いながら学習ができていて、よい体験学習になったと思います。

    最後のまとめで「こういう場面に出会うのは一生に一度あるかないかだ」と東備消防の講師の方から言われました。めったにないことですが、だからこそ慌てずに対応できるよう、今日の学習を自分のものにしてもらいたいと思いました。

 

臨時休校にあたり


 3月の声を聞き、いよいよまとめの時期に……と思っていた矢先に新型コロナウィルス感染拡大防止策として、休校を余儀なくされました。私たち教職員も突然のことに戸惑っていますが、生徒たちはもっと戸惑いが大きいと思うと「よい休校期間にしなくては」と改めて感じています。
 ネットでは様々な情報が飛び交い、生活にも少しずつ影響が出てきています。非常事態と言える現状ですから、混乱があるのもやむを得ないことかもしれません。しかし、こういう時こそ落ち着いて正しい知識を得、何が必要かを考えることを大切にしたいと思います。先日も学活の時間に「感染症防止のために自分達ができることは何か」を考えました。学校生活でも家庭生活でも基本は同じだと思いますので、生徒の皆さんにはウィルスに負けない身体づくり(睡眠・食事・運動)、感染防止のための行動(手洗い・うがい・人混みに行かない等)を心がけてほしいと思います。ご家庭においても話題にしていただき、生徒自身が自分で考え行動できるようにご支援をお願いします。
 休校中は本来学校で学習すべき期間でもあるので、佐伯中学校では課題を複数回に分けて出すことにしました。休校期間中に家庭訪問を実施し、課題の回収と配付、生活の様子等の聞き取りをさせていただきます。保護者の方の留守中におうかがいすることもありますが、ご了承ください。(詳細は、本日生徒に渡している「臨時休校中の計画表」に示してあります。)
 また、3年生は受検を控え不安も大きいかと思います。基本的に教職員は勤務していますので、必要に応じて質問等で個別に登校することにも対応可能です。受検までの数日間ではありますが、うまく不安感を乗り越えて力を出し切ってほしいと願っています。
 来年度の行事予定等もお知らせすべき時期ではありますが、年度当初の行事等の見通しがもてない状態です。近日中には暫定的なものとはなりますが、メール配信等でお知らせさせていただきます。今しばらくお待ちください。
                            

◆先日のPTAの会ではお忙しい中、ありがとうございました。新型コロナウィルス
 対応で、PTA役員会の日程変更も既にお願いしたところですが、今後の学校行事
 の変更等の可能性もあります。ご無理をお願いすることもあろうかと思いますが、
 ご協力をお願いいたします。

 寒さの厳しい朝でしたが、文化委員の1・2年生4名が佐伯小学校に読み聞かせに行きました。(3年生も1人オブザーバーで参加しました。)

 学校に到着し、少し時間があったので控え室で最後の練習を行い、1年生から4年生までの教室に分かれ、読み聞かせを行いました。小学生たちは一生懸命耳を傾けてくれていて、終わった後には「また来てね」という言葉ももらい、緊張も吹き飛んで達成感を感じて中学校に戻りました。

 

今日は午後から、地域とつながる活動の一つであるカレンダー配りをしました。地区ごとに担当者を決め、地域の高齢者のお宅へ訪問し、手作りカレンダーと手紙をお渡しします。カレンダーは、3年生が美術の時間に制作したもので、季節に合わせた切り絵と言葉が載せられています。

訪問時に在宅していただいた方もいらして、少しの時間ですが会話を楽しむことができました。また、不在だった方がわざわざお礼の電話をくださるなど、つながりを感じさせていただくよい機会となりました。快く訪問を受け入れてくださった皆様に、お礼を申し上げます。

この取組は10年以上続いているということで(みなさんご存じですよね。)、これからも継続していきたいと考えています。