今日は来年度の新入生となる佐伯小学校6年生15名が体験入学に来ました。

まず初めに、生徒会役員が中学校生活について説明をしました。寸劇やクイズを取り入れて、楽しく親しみのもてる説明でした。説明を聞いていた6年生たちもクイズでは自分の考えをはっきりと表現できていました。

2時間目は国語の授業で、絵を説明する文章を書きました。グループでの相談も各自での作文も意欲的に取り組めていました。

3時間目は体育の授業でした。ダンスをかっこよく踊ることを目標に、2年生が動きを教えながら楽しく取り組めました。最後には大きな振りで、かっこよさがアップしていました。

色々な場面で、小学生・中学生それぞれのがんばりが見えた体験入学でした。

   2月9日(日)から牛窓美術館で和気町・瀬戸内市5つの中学校の美術展が開催されています。

 佐伯中学校も、普段の授業で取り組み制作した作品を展示しています。他校も授業で制作したもの、美術部で制作したもの等を展示していて、見応えのある内容です。また、邑久高校からも出品されていました。

 佐伯からは少し距離がありますが、16日まで展示されていますので見ていただけたら幸いです。

 

    2学期に国語科の授業で冠句を作り、大会で学年ごとに優秀作品を選んでいただきました。その結果を届けていただきました。選者の皆様お世話になりました。

冠句とは、「五・七・五」のはじめの5文字に決まった言葉を掲げ、それに沿った句を詠むというものです。今年の言葉には「年賀状」「笑い声」「時代です」「何となく」などがありました。以下が学年ごとの優秀作品です。

 1年生

  天  こころざし 目標だけは 自信あり    安東 夕里奈

  地  こころざし 胸にかざして いざ行かん  行本 和真

  人  年賀状 書こうとしても こたつむり   三宅 夏未

 2年生

  天  冬日向 ぬくめてくれる 心まで     松石 華奈

  地  何となく パプリ~カとね 踊っちゃう  津田 愛花

  人  何となく 見上げた空に 流れ星     小原 綾華

 3年生

  天  年賀状 気持ちを込めて ありがとう   戸谷 匡晴

  地  年賀状 一筆の想い ただ君へ      石原弘太郎

  人  霜柱 踏んで感じる 冬の顔       児馬 健吾

 

 今こそ「三やの気迫」で

 ついこの間年が明けたばかりだと思っていましたが、あっという間に2月の声が聞こえてきました。「1月は往ぬる(いぬる) 2月は逃げる 3月は去る」という言葉のように、3学期の3分の1が過ぎてしまいました。まさに「光陰矢の如し」です。3年生は卒業まであと19日しか登校しません。1・2年生もあと31日です。残り少ない日々を大切にして過ごしてもらいたいと思います。

 3年生は既に受験の渦中にいます。初めての選ばれる経験に緊張が大きくなる人、思うように勉強が進まず焦る人、努力しても不安で仕方ない人など、心と身体の疲労も重なっているかもしれません。
 しかし、皆さんは今までの経験の中で多くのことを学び、着実に成長を遂げています。佐伯中学校の生徒信条である「三やの気迫」(やる気・やりぬく・やさしさ)を今こそ発揮するときです。自分を信じて漸進です。粘り強く、最後まであきらめずやり抜くことで、道は自ずと拓けます。
 1・2年生は日々の生活はどうでしょうか。前号で「来年度の0学期」について書きました。それぞれ学年が上がることを意識して生活できているでしょうか。時として「これって場にふさわしいかな?」というような言動が見られることがあります。自分と他人の視点を持ち行動することを意識していきましょう。4月には、新入生に「中学生とはこういうものだ」と姿で示せるよう、自分で考え、気づき、行動することを心がけてほしいと思います。

 最後に、アメリカ建国の父の一人とも言われるベンジャミン・フランクリンの言葉を紹介します。どのような意味なのか、家族で話し合ってみるのもいいですね。
 「今日という一日は明日という二日分の値打ちを持っている」

 

    今日は今年度最後の読み聞かせの日でした。大変寒い朝でしたが、ボランティアとして3名の方にお越しいただき、各学級で絵本や紙芝居の読み聞かせをしていただきました。

 1年生は「鼻」の紙芝居、2年生は「公園で 4つのお話」の絵本を、3年生は「あいたたのかんのんさま」の絵本を聞きました。短い時間でしたが、自分で文字を追うのとは違った感覚で、ストーリーを楽しむことができたことでしょう。

 短い時間でしたが、ボランティアの皆様、よい時間をありがとうございました。